2014年度 助成テーマ

多数の応募をいただき、まことにありがとうございました。
280件の応募の中から、下記15件の研究を選考し、助成を行いました。

2014年度助成テーマのひとつである、京都大学
遠藤政幸准教授の研究成果が、
英国Nature Publishing GroupのNature Communications誌のオンライン速報版で公開されました。

京都大学プレスリリース

Nature Communications掲載記事(2015年8月27日公開)

氏名 所属機関 役職
(所属・役職等は助成受賞当時)
助成研究テーマ
貴島 祐治 北海道大学 教授 イネゲノムから発掘した化石ウイルスに学ぶウイルス病抵抗性品種の作り方
齋藤 継之 東京大学 准教授 光は通して熱は通さない多孔体を強靭な木材成分で作る
後藤 彩子 甲南大学 専任講師 女王アリに学ぶ長期間にわたる常温での精子貯蔵メカニズム
池田 裕子 京都工芸繊維大学 准教授 天然ゴムに学ぶ高性能ソフトマテリアル創発への鍵
穂積 篤 産業技術総合研究所 研究グループ長 「メロンの模様形成」生物の修復メカニズムに学ぶ高性能皮膜の開発
木村 邦生 岡山大学 教授 自然を手本とする新しい高分子形態学の構築 -らせん形態発生の仕組みを探る-
灰野 岳晴 広島大学 教授 新規ナノグラフェンの修飾と機能化
井原 栄治 愛媛大学 教授 多様な置換基を有するジアゾ酢酸エステルの精密重合による官能基集積型機能性高分子の創成:ポリペプチドに学ぶ高分子の機能発現
林  高史 大阪大学 教授 ヘムタンパク質集積体を用いた光捕集デバイスの創出
茂里 康 産業技術総合研究所 総括研究主幹 ネッタイツメガエルに学ぶナノディスク・スキンケア素材の開発
遠藤 政幸 京都大学 准教授 細胞の受容体に学ぶ人工シグナル伝達システムの構築
佐藤 純 金沢大学 教授 「分化の波」の数理モデルと遺伝学的解析
金  成主 物質・材料研究機構 特別研究員 知的ナノ構造体:粘菌から学んだ高効率意思決定の原子スイッチ実装
吉田 善章 東京大学 教授 揺らぎから発見する「渦」
異分野連携研究
氏名 所属機関 役職
(所属・役職等は助成受賞当時)
助成研究テーマ
(代表者)
小松 満
岡山大学 准教授 里山を守り豊かな水資源へとつながる「育水」に学ぶ降雨浸透モニタリングシステムの開発と地下水涵養域を考慮した水理地質構造モデルの構築
二川 雅登 静岡大学 准教授
鈴木 彦文 信州大学 准教授